
五百仏遊歩道で、
30分程のウォーキングを楽しんだ後は、
根來寺の向かいにある古民家カフェ
「初花」さんでお茶休憩をしました。
この日はとても寒かったので、
白玉ぜんざいを頂きました。
抹茶クリームぜんざいも美味でした。



お店の建物は土壁で塗り上げた木造平屋建てで、岩出市水栖にあった100年以上前の建物を移築し復元したとのことで、とても風情がありました。
特に、天狗のような屋根瓦が面白く、見とれてしまいました。
店内も、参拝者や地元の人たちでとても賑わっていました。



さて、順番が入れ替わってしまいましたが、
根來寺への参拝です。
拝観時間は、冬季(11〜3月)は
9:10〜16:00とのこと。
入山料は、大人1人500円です。
まずは、鐘楼門を抜け、光明殿へ。
聖天堂から見る蓮池では、鯉がゆったりと泳いでおり、つい時間が過ぎるのを忘れてしまいました。

こちらは、大塔(大毘廬遮那法界体性塔)。
木造の大塔で日本で唯一、国宝指定の大塔内に入ってお参りができます。
天文16年(1547年)に完成した大塔は、真言密教の教義を立体曼荼羅で示しているとのこと。
日本最大の木造多宝塔で、明治32年に国宝に指定されています。

根來寺は、豊臣秀吉の紀州征伐の際、2~3の堂塔を残して全山消失してしまいましたが、こちらの大塔は奇跡的に焼失せずに残ったもので、その頃の戦乱の弾痕がはっきりとみられます。
他にも、真言宗を開宗した弘法大師・空海を
ご本尊として祀っている大師堂や、
自然の滝と池を配した江戸時代の名勝庭園など、様々な見所があります。
ぜひ、ゆっくりと参拝に訪れてみてください。

以上、今回は、根來寺&紅葉ウォーキングをご紹介しました。